仙骨とは
仙骨とは
それでは、さっきから出てくる仙骨とは、
いったいどんな骨なんでしょうか。
あまり聞きなれないと思いますが、実は、もっとも重要な
骨なんですね。
図のように、腰部のほぼ中心に、腰椎の最下部で、
その一番下を尾骨といい、両側を腸骨に挟まれるように
存在しています。左右対称に四対の仙骨孔が空いています。
仙骨の役割
- 上半身を支える
- 下半身への連結
- 生命の維持
- 精神の安定
仙骨一点で、上半身を支え、仙腸関節を通って腸骨へと分散し、
下半身の支えを受け止めています。
いわば、上半身と下半身を連結する、蝶番のようなものです。
言い換えれば、仙骨が無ければ、立っていることも歩くことも出来ないばかりでなく、生きていくことさえ不可能です。
また、仙骨を破損してしまうと、精神的に何らかの変化をきたしてしまいます。
このように仙骨は、生命の維持と精神の安定に、重要な役割を果たしています。
詳しくは 鶴田 聡著 仙骨理論パート1 (たにぐち書店)で
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